髪の毛は毛母細胞が角化したもの。つまり死んだ細胞です。なので根本的に髪自身を元気にすることはできませんが、痛みを進めないためのケアは必要です。そのために必要なのがキューティクルケアになります。
キューティクルとは髪の内部細胞を守る一番外側の部分で毛小皮とも言います。このキューティクルが美しく整っている状態がきれいな髪です。
キューティクルをきれいに整える方法、ダメージを与えない代表的な方法は５つです。
①ドライヤーの正しく使う
②ブラッシングを正しく行う
③紫外線を長時間浴びない
④パーマをかけない
⑤カラーリングをしない
今回は①ドライヤーの正しい使い方です。髪と頭皮が濡れたままだと雑菌が繁殖して頭皮トラブルを起こしかねないし何よりキューティクルが剥がれやすいので素早く乾かしましょう。
1.粗目の櫛かブラシで髪のほつれをほどく⇒
絡まったままだとキューティクルを傷つけますが無理なブラッシングも同様にキューティクルを傷つけます。
2.タオルドライであらかじめ余分な水分をふき取る⇒
ごしごしこするとキューティクルが剥がれるので吸水性の良いタオルで頭皮をマッサージするようにふき、次に髪を挟んでパンパンしてください。力加減はあくまでも優しく、がポイントです。
3.頭皮から20センチくらい離して先に根元部分を全体に乾かす⇒
ドライヤーは左右に振って同じところに長時間あて過ぎないようにする。
4.根元がある程度乾いたら根元から毛先に向かってドライヤーを当てながら乾かす⇒
ドライヤーは斜め上から当て反対の手でような感じで当てます。
5.最後に冷風をあててキューティクルを引き締める⇒
キューティクルが閉じることで艶が出ます。
正しく使えばキューティクルが整って美髪に見えます。
